車の維持費って結構かかりますよね。
- 車両購入代
- ガソリン代
- 交通費
- 保険料
- 車検代 etc…
これらを何とか毎月または毎年払ってはいるものの、いったいどれくらいかかっているか考えたことはありませんか?
また、これらの費用(固定費)を少しでも安く出来たら・・・。
今回はそんな疑問にお答えしていきます。
車に乗るのに維持費ってどれくらいかかってる?
なんとなくで漠然と払っている車にかかるお金。
いったいどれくらい払っているのでしょうか。
今回は、車両購入後にかかる一般的な維持費の概算を、3種類のクルマをモデルケースに出してみました。
※自動車保険は6等級新規/26歳以上/車両保険なしを想定
※燃料代は、ガソリン1Lを130円、月間走行距離を800km、車種別燃費を軽乗用車:15km/L、コンパクトカー:12km/L、ミニバン:9km/Lで計算
これらの費用をわかりやすくするため、すべて「1年間当たり」で計算してみると、次の表のようになります。
こうみると年間に換算しても結構払っていることが分かりますね。
まず注意してほしいことはこの表の価格は「車両代が含まれていない」ということです。
20歳から70歳までの50年間、車に乗ったとしましょう。(ミニバンで計算します)
年間約50万円×50年間=2500万円
さらにここに車両代を含めて計算してみましょう。
例えば、300万円の新車を10年ごとに買い替えるとしましょうか。
上記の期間なら、50年間で5回買い替える計算ですね。
つまり、300万円×5=1500万円
これが車両代として上乗せされます。
総額、
2500万円+1500万円=4000万円
これが50年間でかかっています。
これは月額あたりに計算しなおすと約67,000円/月
ということになります。
この額って驚愕ではないでしょうか。
4000万円って家も建ちますからね。
月67,000円ってつみたてNISAで積み立てられる月満額よりも高いです。約2倍です。
夫婦2人でつみたてNISA満額やってもおつりがくる計算です。
![](http://syun-investor-clinic.com/wp-content/uploads/2020/10/f5e6881005ebd4394e9cdbacd1a181d2-300x300.png)
そもそも車は必要か考えること!
車って必要ですか?
こんなこと言うと話題が根底から変わってしまうのでどうかと思いますが(笑)
まず、必要か必要でないかを真剣に考えることから始めるクセを付けてほしいですね。
先ほども言った通り車は大きな出費ですから。
- 車がないと出勤できない
- 車がないと買い物に行けない
- 車がないと子供の送り迎えができない etc…
こういう絶対に必要である理由があれば車を購入するのはアリだと私は思います。
私もそういった理由で車に乗っていますし。
しかし、
- 移動は電車またはタクシーで十分
- 買い物は徒歩または自転車で行ける
- 子供はいない etc…
などなど、車が必要なく、交通費も電車またはタクシーで月67,000円以下で過ごせる。
こういった場合は車を持たないことも選択肢となるわけです。
車の保険を見直してみよう!
担当の方がいい人ってのは確かに大事かも知れませんが・・・(笑)
基本的に代理店型の保険は割高であることを知っておくべきです。
ここで押さえておかなくてはいけないのは
「保険とは有事の際に自分の力(収入など)だけでは対応しきれない事態に備えるもので、無駄な保険には入らないこと」が大前提です。
つまり、有事の際に備える保険という前提を満たせるのなら当然安い保険に入るのが得策です。
それならば「ネット自動車保険」で十分だと私は考えています。
実際、私はネット自動車保険に加入していますし、それで困ったことは一切ありません。
ネット自動車保険の比較で検索すると関連の記事がありますから自身で調べて納得できるものに加入すれば問題ありません。
車検も安くできないか考えてみる
車検は車に乗っている限り絶対に必要な固定費ですから、可能な限り安く抑えたいところです。
「なんとなく心配だし、ディーラーでやっておけば問題ないかな」
こういった理由でディーラーで車検を受けるという人も多いのではないでしょうか。
気持ちはとても分かります。
ディーラーって自分の車の専門だからそこでなら間違いない。
確かにそこは正解です。
しかし、大手ガソリンスタンドやイエローハットなどの店舗でも必要十分の車検は受けられます。
ディーラーと比較すると数万円の差が出ることは知っておいてください。
楽天車検などでご自宅の近くで車検が受けられる場所を検索できますから、ご自宅付近で口コミが良いところが見つかればそこで受けてみるのも手です。
まとめ
車の維持費を安くする方法をお話してきました。
- 維持費を知ったうえで車が必要かどうか考える
- 車両保険は必要最低限のものを。ネット自動車保険で十分!
- 車検をディーラーで受けるよりも近くの店舗で受けられないか検討してみる
これらを比較検討して見直すだけでも固定費削減効果は絶大です。
すぐに検討しましょう。