ビットコインって本当に儲かるの?ビットコインに投資するリスクとは

近年、ビットコインの値動きに注目が集まっています。

実際にニュースやSNSでの話題を見てビットコインへ投資を行う方が増えてきているようです。

 

しかし、世の中にはビットコインで大きな金額を損してしまう人も存在します。

そこで今回は、ビットコインに投資をするリスクについてご紹介していきます。

 

この記事を読むことで

  • ビットコイン投資のリスクについて
  • ビットコインの税金について

が分かるようになります。

ビットコインについて正しく理解して正しい投資判断をしましょう。

 

スポンサーリンク

 

ビットコインのリスクは値動きの大きさ

ありさ
ビットコインで儲かった!って話を最近よく聞きますよね。私も興味があります。
シュン
リスクとリターンは表裏一体。短期間で大きく儲かったということは短期間で大損する可能性もあるよ。

ビットコインに投資を行うことの1番のリスクは「値動きの大きさ」です。

 

ビットコイン(BTC)が誕生したのは2008年。

最初は1BTCは1円にも満たないような金額でした。

ところが2021年の今は1BTC=500万円前後の価格となっています。

 

たったの13年ほどで500万倍以上急騰したことになります。

 

ビットコインのことが2011年に米国の報道で取り上げられ、すぐに80円台から1500円に上昇したのにも関わらず、2011年年末にはハッキング被害によって300円台まで下落。

たった1年間のうちに急騰暴落をした形になります。

 

また、2021年1月8日には430万円台を超えて、過去最高記録と言われていましたが、その3日後には300万円台まで急落しています。

参考:DMM Bitcoin

 

このように、開始から10年以上が経過して価格が大きくなり、知名度が高くなった今でも、これほどの大きな値動きを見せていることからリスクの高い投資方法だと考えられます。

 

ビットコインの利益にも税金がかかる

ビットコインで稼いだ利益に対しては、確定申告をして税金を支払わなければいけません。

ビットコインで大きな利益を獲得しても高い税金をとられる可能性が高いと言われています。

 

ビットコインは所得が上がるほど税金が高くなる

ありさ
え!?ビットコインって株と同じで税率は約20%じゃないんですか!?

ビットコインは、確定申告の際には雑所得の総合課税に分類されます。

この分類の場合は税率は累進課税となっており、1年間の利益を合計した金額に対して税率が決まるようになっています。

 

そのため、ビットコインでより高い利益を出している方や本業の所得が高い方はより高い税金を払う必要があります。

 

以下でより詳しく解説していきます。

 

高所得者は利益の大半が税金

税金のことを軽くおさらいすると所得税は、所得に合わせて5~45%の税率がかけられ、住民税は一律約10%となっています。

 

そのため、

課税所得が4000万円以上の方は最も高い税率となり

  • 所得税が45%
  • 住民税が10%

合計で55%の税金を払わなければいけない状態となります。

 

課税所得が330万円~約694万円の方でも

  • 所得税が20%
  • 住民税が10%

約30%を税金として支払わなければいけません。

 

参考:国税庁 所得税の税率

 

かなり極端な話、課税所得が330万円~約694万円の方はビットコインで1,000万円程度の利益が出た場合、43%(33+10)を税金でとられる可能性があるということです。

 

そのため、本業を含めて稼げば稼ぐほど税率が上昇し、利益の大半を税金として支払わなければいけないので、手元に残る金額は少なくなってしまうと言えます。

 

国が通貨の価値を担保してくれない

円やドルのような法定通貨であれば各国の中央銀行が価値を担保するための動きをしてくれます。

 

しかし、ビットコインはそれぞれの国や地域の影響を受けにくい通貨となっています。

 

これはメリットでもありますが、ビットコインには適正価格を算出することが難しいという傾向があります。

 

そのため、システムが崩壊したりハッキング被害を受けることで価値が大きく損なわれることも考えられます。

 

ビットコインに関わるすべてのことが自己責任になってしまうことも1つのリスクと言えるでしょう。

 

ビットコインはリスクとリターンが見合わない

ビットコインはかなり値動きも激しいですし、その値動きはかなり短期間で大きな動きを見せています。

 

そのため、自分が気づかない間に価格が大きく下落して損失額が膨らんでしまうことも考えられます。

 

もちろんそのように値動きが激しい投資方法であれば、短期間で大きな利益を稼ぐことが可能となるので、それを狙って多くの投資家がビットコインを保有しています。

 

しかし、より大きな利益を出せば出すほど、累進課税によって高い税率をかけられてしまうので、利益の大半が税金でとられてしまうことが考えられます。

 

確定申告は2~3月に行い税金を支払わなければいけませんが、価格変動が大きいのでその時に税金分のお金を稼げているのかどうかにも不安を感じる人も多いようです。

 

まとめ

いかがでしたか?

ビットコインはよく話題にもなりますし、多くの投資家が行っているため魅力的に感じる人もいると思います。

 

しかし、ビットコインはかなりリスクの高い投資方法です。

 

ビットコインの値動きはかなり大きく稼げる時もありますが損失を出す可能性も高く、大きく価格変動が起きるので、私としてはあまりおすすめできない投資方法だといえます。

 

また、稼いだ金額に関しても高い税金がかかってしまいます。

ハイリスクを負ったのにも関わらず税金で利益をとられてしまう。

 

もう一度言います。

リスクとリターンは表裏一体であるべきです。

 

もっと効率のよい投資方法を選ぶようにしましょう。

スポンサーリンク
最新情報をチェックしよう!